会話を短く要約すると、完成結果は残っても、途中の失敗や方法を変えた理由が消えました。そこでChatGPTには記事を書かせず、失敗、判断、未解決事項まで一次情報として抽出させる運用へ変更しました。
抽出、下書き、事実確認、公開判断を別の役割に分け、素材と完成原稿もGoogle Drive上で分離しています。
会話要約では実録に必要な経緯が消えた
日々の会話には、実作業、途中停止、方法を変えた理由、人が最後に判断したことが残っています。結論だけに縮めると、読者が再利用できる判断の経緯が先に落ちました。
指示を「会話を要約して」から「記事制作に使う一次情報を決めた観点で抽出して」へ変えました。数を埋めるための記事案や、会話にない感情の補完は行いません。
12個の抽出項目を4つの観点へ整理した
一次情報として残す12項目
- 作業:今回行ったこと/目的/完成したこと
- 問題:失敗/迷った点/未解決事項
- 判断:選んだ方法と理由/次に行うこと
- 記事化:本人の感想/他の経営者に役立つ学び/候補最大5本/最優先候補1本
感想は本人が話している場合だけ使い、情報不足は空白を埋めず「情報不足」と残します。12項目を同じ観点でそろえることで、別の会話素材も比較できます。
ChatGPT・Codex・人間の役割を分けた
- ChatGPT:会話から確認できる事実を抽出し、事実・感想・未確認を分ける
- Codex:整理済み素材を基に下書きや画像制作を補助する
- 人間:記事候補、匿名化、採用表現、公開可否を判断する
AIが文章を自然に補えることと、経験していない出来事を加えてよいことは別です。技術結果と本人の感想も分離し、確認できない内容は公開前に止めます。
素材と完成原稿をGoogle Driveで分けた
抽出した素材は「01_ブログ素材」、編集前の記事原稿は「02_記事原稿」へ保存しました。素材には問題、迷い、未解決事項を残し、完成原稿では読者が追いやすい順番へ整えます。
当時の確認では素材フォルダに24文書がありました。これは当時確認できた文書数で、会話数ではありません。現在も24件あるとは断定せず、必要ならDriveを再監査します。
9段階の運用で一次情報へ戻れるようにした
- 通常のチャットで実作業を進める
- 作業後に共通指示で一次情報を抽出する
- 素材をGoogle Driveへ保存する
- 素材から記事候補を選ぶ
- Codexで下書きと画像を作る
- ChatGPTで事実・匿名化・読みやすさを確認する
- 店長確認後だけWordPressへ進める
- 公開後は外部画面を確認する
- 一次情報と公開記事を比較できる状態で残す
公開前に未確認が残れば次へ進みません。抽出結果をそのまま公開せず、元の会話や作業記録へ戻れることを完成条件にしています。
